突然ですが、あなたは早食いですか?
それとも食べるのが遅いと言われる方ですか?
まあ人ぞれぞれと言ってしまえばそれまでですが、特別な理由でもない限り、ダイエットしたいのであればゆっくり食べるようにすべきです。早食いは太る原因の1つですからね。
ではなぜ早食いは太るのでしょうか?今回はその理由とメカニズム、実験結果のデータを紹介したいと思います!
早食いが太る理由・メカニズム
一般的には30回ぐらい噛んで食べると良いと言われていますよね。
確かによく噛んで食べると満腹中枢を刺激し早く満腹感を得やすくなります。それに満腹感は、視覚や嗅覚も影響すると言われています。
当然ながらゆっくり食べると視覚的にも嗅覚的にも影響を受けやすいですよね。また奥歯でよく噛むと、口の周りの筋肉が鍛えられるので顔がすっきりする効果も期待出来るかも知れません。
と言うことで30回ぐらい噛んでゆっくりと食べるとこのような効果が期待出来ます。ただ逆に言えば、早食いだとこういった効果がまったく期待出来ないということになりますよね。
それが早食いが太る理由・メカニズムです。簡単に言えば早食いだと満腹感を得にくいと言うことですね!
ですので食事はゆっくり時間をかけて食べましょう。30回噛むのも少し続ければすぐに慣れます。満腹感を得やすくなる効果は間違いなくあると思いますので是非やってみて下さい。
早食いが太ると言う研究結果・データ
また実際に以下のような研究結果も発表されています。
国立健康・栄養研究所などの研究グループが全国の女子大生1695人を対象に実施した大規模調査によると、早食いの人ほど太っている傾向があることが明らかになったそうです。とても速く食べる人はとても遅く食べる人より平均5キロ以上!体重が重かったとのこと。
よく「早食いは肥満の元」とも言われますが、それが実証されたということですね。生活習慣や食事の内容についても調べたそうですが、早食いの人は食物繊維を取る量が少なく遅食いの人は逆に食物繊維の摂取量が多かったそうです。
「早食いの人たちは、食物繊維の少ない速く食べやすい食事をしているため、満腹感を感じる前に必要以上に食べてしまうのではないか」(同研究所)ということだそうです。
私も食物繊維はサプリメントでは取ってますが食事ではあまり取っていません。それと平均5キロも違うならゆっくり食べる癖を付けなければいけませんね。
もちろん忙しいサラリーマンの方などは昼食の時にはそんなことも言っていられないかも知れません。仕事も重要ですし時間も大事ですからね。
ですがそのために早食いのクセをつけないようにした方がいいと思います。私もサラリーマン時代に早食いのクセがついてしまいましたからね。
もし昼間は忙しくてゆっくり食べられないならせめて夜だけとかあるいは休日などには時間をかけて食べるようにするといいと思います。
ゆっくり過ぎても逆効果?
ただゆっくり食べた方がいいからと言って、遅すぎるのも逆効果とのこと。食事にかける時間の目安は20分~30分以内です。
と言うのも30分以上かけて食べると胃に空きが出来てしまってたくさん食べてしまう可能性があるからですね。まあ腹八分目を意識していれば大丈夫かも知れませんが。
ただ逆に考えれば20分強であればそれほど無理な長さではないと思います。忙しい方でも工夫すればかけられますよね。少なくとも1日に1食は可能だと思います。
メタボのおっさんでもそれぐらいなら出来るはずですよね。ですので意識して実践したいですね。
最後に・・
今回は早食いが太る理由・メカニズム、そして実際の実験結果とそのデータを紹介しました!
私も10代から20代前半の頃は食べるのが遅いと言われていました。学生時代は一緒に食事に行った友人からクレームが出るくらいでしたからね。
でもサラリーマン時代に昼食もゆっくり食べられないぐらいの鬼のような忙しい時期があり、それ以後は早食いになってしまいました。今でもそのクセが抜けなくて困っています。
思えば私も食べるのが遅かった学生時代は痩せていました。もしかしたら痩せていた理由の1つは食べるのが遅いことだったかも知れません。
もちろん若い頃と中高年になってからは基礎代謝も違うので比較するのは無理がありますけどね。
とは言えゆっくり食べるぐらいなら別に難しいことではないですよね。我々中高年も常に意識したいものです。