近年、骨盤の歪みがよく話題になりますよね。
テレビ番組や雑誌などでもよく取り上げられているので気になっている方も多いのではないでしょうか?また実際に骨盤の歪みを正すことで良い結果が出た方もいますしね。
ですので特に30代以降の方や出産を経験された方、思うように下半身やせ出来ない方とかは骨盤の歪みを疑ってみることも必要です。
そこで今回は骨盤が歪んでしまう原因と悪影響、それから簡単に出来るチェックの仕方について紹介します。
骨盤の歪みの原因は何?
なぜ骨盤が歪んでしまうかと言いますと、長年の生活習慣、無理な姿勢、運動不足、年齢からくる衰えなどが原因となります。特に女性は出産を経て骨盤が開き、体脂肪が増加しやすい体になってしまうとされています。
また座りっぱなしのデスクワークやハイヒール、バッグの持ち方などちょっとしたことでも骨盤が歪むとも言われています。それどころか食事の時に、片側ばかりで咀嚼していても骨盤に歪みが出ると言います。
正直、それぐらいで変わるのかとも思いますが、片側中心の咀嚼していると長い間に顔の輪郭も変わりますよね。
ですので骨盤にも影響がある可能性は無きにしもあらずです。
骨盤が歪むとどんな悪影響があるのか
では骨盤が歪んでしまうとどんな悪影響があるのでしょうか?
実は体の内部の状態も、骨盤に歪みによって変わります。骨盤が歪んでいると内臓が支えきれなくなり、下方に下がって下腹部がふくらんで見えてしまいますからね。骨盤が開きおしりの筋肉も広がるので、ヒップが大きくなり下に下がってしまいます。下半身が太りやすくなるということです。
また顔がむくむという場合にも骨盤の歪みが関係している可能性があると言う話もあります。
頭蓋骨は、23個から構成される骨で形作られています。頭蓋骨は骨盤の動きに影響を受けており、呼吸と共に骨盤が、そして頭蓋骨が動いています。骨盤がゆがんでうまく開閉できなくなると後頭骨の動きも悪くなるといいます。
首の後ろや顎の筋肉がこわばってしまいエラが張ったように見えることがあるのです。また逆に頭蓋骨が骨盤にも影響しているとも言われていますよね。
その他、冷え症、便秘、生理痛なども骨盤がゆがんだことで引き起こされる場合もあるようです。
それからダイエット的にもいろいろな悪影響があるとされていますよね。よく言われるのが代謝の低下です。
ですので骨盤の歪みを改善して代謝がアップすればダイエットのプラスにもなりますよね。
骨盤の歪みには否定的な意見もあるが・・
しかし、一方では骨盤の歪みに関しては否定的な意見をお持ちの専門家の方もいらっしゃいます。
そういう方々は骨盤が歪んだとしてもほんのわずかのことなので大した影響はないという立場です。言われてみればそれもそうかなと思わないでもないですよね。
それでも骨盤ダイエット関連の本やグッズがこれだけ売れてそれなりに支持されているということは、人によりますがプラスになった方が多いということだと思いますけどね。
いすれにしても骨盤にも気を使った生活を心がけることは悪いことではないと思います。
また興味がある方は本格的ににチャレンジしてみてもいいですね。
簡単に出来る骨盤の歪みのチェックの仕方!
骨盤が歪んでいるかどうか気になる方も多いと思います。
またそれほど気にしていなくても、歪んでいるのかどうか確かめてみたいですよね。
最も簡単な骨盤の歪みを確かめる方法は、目をつぶってその場で50回くらい足踏みすることですね。骨盤が歪んでいれば自分ではそのまま足踏みしているつもりでもかなり移動してしまいます。
また以下のような方法でもチェックすることが出来ます。
・10秒以上、片足で立ち目を閉じます。
そのまま動かないで10秒以上立ち続けられなければ骨盤が歪んでいる可能性があります。
・目を閉じた状態で両手を同じ高さになるように伸ばします。そのまま右と左の人差し指を前で合わせます。
人差し指が重ならなければ骨盤が歪んでいる可能性があります。
・うつぶせで腰の前の骨の下に手を入れます。
床と腰の間の隙間に左右で差があれば骨盤が歪んでいるかも知れません。
・いすに座り足を組み、左右で組み替えをします。
その時にどちらかの方が組みやすいと感じる場合、歪んでいる可能性があります。また同じ足で組むことが多い方は骨盤が歪んでいるかも知れません。
・床に3mぐらいの直線を引いてその上を目を閉じて歩いてみて下さい。
どちらかに曲がってしまう方は体が歪んでいます。骨盤も歪んでいるはずです。
もし歪んでいたら、きちんと対策した方がいいと思います。
まとめ
今回は骨盤が歪んでしまう原因と悪影響、それからチェックの仕方について紹介してみました。
少しでも参考になれば幸いです。ただ何度も繰り返しますが、否定的なご意見があるのも事実です。
でも気になる方も多いと思いますので一度チェックしてみて下さい。