褐色脂肪細胞を増やす方法&活性化させるには?ガッテンでも話題に!

ダイエットコラム

驚くほど食べるのに、ほとんど体重が増えないという体質の人がいます。

大食いで人気のギャル曽根さんもそうですよね。普段からあれだけ食べているのに太っていません。専門の先生に調べてもらった結果、ギャル曽根さんは褐色脂肪細胞や腸内のビフィズス菌が人より多い体質だということが分かったそうです。

ビフィズス菌は腸内の善玉菌として有名ですが、ギャル曽根さんが多いと言われたもう一つの褐色脂肪細胞とはどんな細胞なのでしょうか?ダイエッターなら気になりますよね。

最も以前、NHKのテレビ番組ためしてガッテンでも取り上げられたのでご存知の方も多いと思いますが。

ただ知らない方もいると思いますので今回は褐色脂肪細胞についてアップしてみたいと思います!また増やす・活性化させる方法や新しい情報があれば順次紹介して行きます。

褐色

 

褐色脂肪細胞について

まず脂肪には白色脂肪細胞褐色脂肪細胞があるのですが、白色脂肪細胞がいわゆる脂肪細胞です。褐色脂肪細胞は脂肪をエネルギーに変える細胞、白色脂肪細胞はエネルギーを脂肪に変える細胞です。

褐色脂肪細胞の方はエネルギーを燃焼させて脂肪を消費し体温の調節をする、という働きがあります。蓄えられている脂肪を効率的に使うために、褐色脂肪細胞があるといいます。

この褐色脂肪細胞の働きが鈍いと太りやすい体質になり、活発だと太りにくいということになります。ただこれは遺伝子も関係していて人によってかなり差があります。

それと褐色脂肪細胞が一番存在しているのは赤ちゃんの時です。それが成長期になるとどんどん減少し、60代になると全脂肪の1%以下になってしまうとも言われています。褐色脂肪細胞の減少が年齢とともに太りやすくなる原因の一つでもあるようですね。

ということでまだまだ分からない面も多々ありますが、ダイエッターであれば褐色脂肪細胞には今後も注目したいですね!

 

褐色脂肪細胞を増やす方法は?

だったら褐色脂肪細胞を増やせばいいのにということになりますが、劇的に増やすのは難しいです。今の段階では肥満の解消に使えないかという研究が行われている段階だとのことです。今後の研究結果に期待、という段階ですね。

しかし今の所、褐色脂肪細胞を増やすのに一番いいと言われているのが水泳だそうです。水泳がダイエットにいいのはこの辺のこともあるんですね。

また水泳以外にも褐色脂肪細胞を増やすために良いとされる方法がいくつかありますので紹介します!

シャワーダイエット

シャワーダイエットとはシャワーをあてることで褐色脂肪細胞を活性化させ、脂肪の燃焼効率をアップしようというダイエット法です。

温水と冷水を交互に20秒前後、褐色脂肪細胞が多い肩甲骨の間、首、わきの下、腰にあてます。こうすることで褐色脂肪細胞の働きが活発になるそうです。

しかし褐色脂肪細胞を劇的に増やすのは難しいようですので大きな期待をするのは難しいかも知れません。

ですがシャワーのやり方を少し変えるだけですからね。大きな期待はせずにやってみるのも悪くないかも知れません。少なくともシャワーによるマッサージにはなるでしょうしね。

ただ個人的にはお風呂でダイエットをするなら半身浴やマッサージの方がいいと思いますけどね。最も自宅のお風呂がユニットバスで半身浴が出来ない方、あるいは湯ぶねにはほとんど入らずシャワー中心の方にもおすすめのダイエット方法かも知れませんね。

 

冷湿布ダイエット

冷湿布ダイエットは冷湿布を利用して褐色脂肪細胞を活性化させるのを目的とするダイエット法です。

この場合に使用する湿布はサロンパスとかの湿布ではなくて、熱が出た時に使う湿布を利用します。シャワーダイエットと同じく肩甲骨の間、首、腰の辺りに湿布をはります。あと夜寝る時に足の裏にはるのもいいとのことです。

ただシャワーダイエットでも書きましたが褐色脂肪細胞を増やすのは難しいとも言われています。ですので冷湿布ダイエットも同様に、どれだけ効果的なのかは正直分からないというのが本当の所です。

そのためおすすめとまではは言えないですけどね。まあ簡単なダイエット方法と言えるかも知れませんが、個人的にはあまり魅力は感じないです。

もしやるのであれば、代謝アップの補助としてやってみるぐらいの感じで始めた方がいいかと思います。それと個人差はありますから人によってはかなり効果的ということもあるかも知れませんね。

 

その他、肩甲骨エクササイズ褐色脂肪細胞を活性化させる働きがあるとされています。

個人的にはまずはこれから始めてみたらいかがかと思います。

 

褐色脂肪細胞の量産技術が開発された?

2016.11.18 追記

活性化や増やすことが難しいとされている、褐色脂肪細胞量産技術が開発されたそうです。

開発したのは臨床試験の支援などをしているアイロムグループという会社と国立国際医療研究センター研究所だそうです。それもマウスでの実験段階ではなくて、日米で特許を取得したとのことです。これは期待が膨らむのも当然ですよね。

ただすぐに肥満治療薬に応用されるわけではないですが、夢のある話だと思います。

 

アイロムグループの株は早速ストップ高しています。まだまだ上がるかも知れませんね。

私もお金があったら是非ともアイロムグループの株を買いたいですな。上手く行けばこれだけで大金持ちになれるかも知れません。

それにしてもさすが日本の技術力ですね。ありがたいことでございます。

 

とは言えまだまだ先の話かも?

ただ報道を読む限り、今回の技術がいきなり肥満治療薬になるわけではないようですね。

あくまで「肥満治療薬の開発につながる」ということです。ですのでこの技術を利用した肥満治療薬が出てくるとしても、まだかなり先になると思います。もちろん出てこない可能性もあるでしょうね。

それでもアイロムグループでは製薬会社にこの技術を提供してライセンス収入を得るということです。是非とも提供を受けた製薬会社さんには頑張って頂きたいですね。

近い将来、夢の痩せ薬や効果が期待出来る肥満治療薬が出てくるかも知れません。そうなったら若いおねーちゃんよりもメタボのおっさんに朗報ですな。

でも今の段階ではどの程度の効果が期待できるのかは何とも言えないですよね。ですが日本の製薬会社の技術力を信じて楽しみに待ちたいと思います。

 

NHKの番組でも痩せる細胞として紹介!

2018.6.20 追記 

さらに追記です。2018年の6月20日に放送された「美と若さの新常識〜カラダのヒミツ〜」と言う番組で痩せる細胞として褐色脂肪細胞が紹介されましたね!

私も視聴させて頂きましたがやはり多少なりとも年月が経っているので新しい情報もありました。最も私がアホで情報に疎く、知らなかっただけかも知れませんけどね。

ですがこの番組で、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞との間にベージュ脂肪細胞と言う細胞があることを知りました。そしてこのベージュ脂肪細胞も痩せる細胞とのことで、褐色脂肪細胞ベージュ脂肪細胞を合わせて褐色細胞と言うそうです。

 

で、褐色脂肪細胞は残念ながら減る一方で増やす方法はないそうですが、ベージュ脂肪細胞の方は増やす方法はあるとのこと。番組ではその方法として、水泳を取り上げていました。まあ水泳は言ってみれば定番ですね。

他では夏に暑さ対策のために首に巻くアイスベルトですね。これを1日2時間程度首に巻くと良いそうです。ただ長時間巻けば良いってもんじゃありません。冷やし過ぎると体の不調や健康を害することもあるそうですので1日2時間を守った方が良いですね!

 

さらにマウスでの実験結で、高脂肪のえさを与えたグループと高脂肪のえさ+DHAを与えたグループを比較した所、えさ+DHAの方のグループはベージュ脂肪細胞が増えたという話もありました。

と言うことは我々人間もDHAを摂取すればベージュ脂肪細胞が増える可能性があるかも知れませんね。最もそんな単純な話ではないでしょうし、マウスでの実験結果ですからね。人間に当てはまるかどうかは何とも言えないと思います。

ただDHAの記事でも紹介していますが京都大学で行われた実験のようですからね。それに私自身もDHAのサプリメントを飲むようになってから体重が減った(ような?)と言う経験があります。

それと褐色細胞を増やすサプリメントはないかと考える方もいるでしょうからね。そういう方はダメ元で試してみる価値はあるかも知れません。それにDHAが健康面でプラスになるのは間違いないですからね。

 

最後に・・

今回は痩せる細胞と言われる褐色脂肪細胞を取り上げてみました!

褐色脂肪細胞を増やす方法などについても紹介しましたが、いろいろと研究や実験もされているようですね。もちろんまだ何とも言えない面もあるでしょうが、個人的にも興味を持っています。

そのため今後も褐色脂肪細胞についての新しい情報も出てくると思います。その場合にはまた追記でアップして行きます。

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